本講座は、ハーバード大学などのビジネススクールで採用されている「ケースメソッド方式」で講義が進められます。受講者はあらかじめ討議の題材となるケースを読み、それに対する解答を自身で考えた上で講義にのぞみ、受講者同士で議論しながら自身の経営思考能力を磨き上げていきます。

テーマ『経営理念の是非 ～会社に理念は必要か～』

どの企業も「企業理念」というものが存在します。理念とは、創業者や経営者が自社のあるべき姿・理想像を文章化したものですが、理念が形骸化したり、逆に理念をもとに価値観を押し付けたり、そこから長時間労働やパワハラが正当化されるような事例も発生しています。本ケースでは、理念経営で有名な企業の事例を通じ、「理念はそもそも必要か」「理念と洗脳の違いは何か」「理念経営をうまく進めるにはor理念なしで経営をどう行うか」といったことを討論していきます。

参考：登場する企業例…京セラ・ワタミ・居酒屋甲子園・ジョンソンエンドジョンソン など